先日2019年9月25日、新潟で開催されたスパルタンレースに参加してきました。
スパルタンレースの参加自体は今回で2回目だったのですが、前回のドイツ村とは場所も開催地が変わっているということもあり、同じスパルタンレースでも違った雰囲気が楽しめました。
今回は、新潟で開催されてスパルタンレースの模様をつらつらと綴っていきます。
スパルタンレースの概略
スパルタンレースは一言でいうとめちゃくちゃハードな障害物競走です。
スパルタンがハードな理由は以下の2つに分けられるでしょう。
・走行距離
・障害物
スパルタンレースの走行距離
スパルタンレースには基本的に3つのクラスが用意されており「スプリント」「スーパー」「ビースト」があります。
スプリント・・5km
シーパー・・・10km
ビースト・・・20km
それぞれのクラスによって走る距離が変わるのですが、一番難易度の低いスプリントのクラスでも5km、最長のビーストクラスでは20kmもの距離を走ります。
さらに、走るコースは山道のように不安定な起伏のある道が多く、平地を走るのとはまた違った疲労を得ることになります。
これにプラスして障害物が追加されるので、いかに体力が消耗されるか想像できるはず。
スパルタンレースの障害物
スパルタンレースの魅力は、豊富な障害物を体験することで非日常感を味わえることでしょう。
障害物にはロープを登ったり雲底のような「空中に浮く系」や、鉄球とか砂の入ったバケツを運ぶ「重いもの運ぶ系」後は重りを引っ張る「引っ張る系」などがあります。
他にも壁を乗り越えたり、水の中に潜ったりとバリエーションは様々です。
どの障害物も腕の筋肉を始め、全身の筋肉を使用するため翌日の筋肉痛は避けられません。
こんな感じでスパルタンレースはめちゃくちゃハードなレースです。人によってはなんで参加するのかまったく理解されません。
でもなぜか好きな人はめちゃくちゃハマる。そんな感じの不思議な魅力のあるレースです。
スパルタンレース新潟湯沢に参加
ここからはスパルタンレース新潟湯沢に参加したときのことを書いていきます。
ここからの内容はおっさんのただの日記ですので、その点を頭に入れて読み進めてください。
レース前
今回は友人と僕合わせて5人のチームで参加です。13時のレース開始に10時過ぎに会場に到着しました。
会場にはスパルタングッズの物販ブースや、各スポンサーのブースがあるのでちょっとしたお祭り状態になっています。
ただ、そんな規模の大きいものではないので楽しめてもマックスで30分くらいでしょう。暇つぶしにはあまり向いてません。
受付はレースの1時間前に済ますよう指示されています。
着替えやレース前の諸々の準備がいるので早めに行くべきですが、逆に早くいきすぎると本気でやることがなくなるのでそこは注意してください。
個人的にはレース開始の2時間前くらいに到着しておけば時間をもてあますことなく良いのではという印象です。
レース直前
レース開始時間15分前になるとスタート地点のエリアに入ることができます。
ここにくると、かなり興奮してしまいますね。
ジェットコースターに乗る前の気分に似ていると個人的には思います。ワクワクするけど怖いというか。
スパルタンレースの中でもレース前のこの時間が一番楽しかったりします。MCもうまく煽ってくれます。
最初の坂がやばい
スパルタンレース新潟のでは、開始直後に300mほどの勾配の急な上り坂があり、大体の人がレース参加前にビビります。
こんな坂から始まるのかと。
ただ、スパルタンレース新潟で登る坂は始めの300mだけでなく、なんと3km全て坂になっています。
3kmの坂って登ったことがなかったのであまり想像できなかったのですが、実際に体験した身からすると相当しんどいです。文章でこのしんどさを表すのは僕では難しいでしょう。
とりあえずみんな「もう二度と新潟では参加したくない」と口を揃えて言っていました。
こんなきついレースに参加するのですがからみなさんそれなりに体力に自信がある人たちなのですが、そんな屈強な人たちでもスパルタン新潟の坂のきつさには根をあげるほど。
終わりが全く見えない永遠と続く坂に、まさに「自分との戦い」という言葉がぴったりのコースでした。
アスレチックパート
3kmの登り坂を必死の思いで終えたら、やっとアスレチックパートです。
約20個の障害物をこなしていきます。
個人的には得意な部分ではあるのですが、とにかく坂の疲労がやばかったです。一つの障害物を終えるたびにフラフラになるほど。
ただ、ここまで来ると単調なランとは違って飽きることはなくなるので、わちゃわちゃしながら楽しみながら取り組めるかと思います。
途中、砂や重りを運ぶパートがありそこはしんどいですが。
友達と一緒に楽しむのもよし、記録を狙って一人黙々と進むのもよしと言ったところでしょうか。
ゴール
なんやかんや色んな障害物を超えたらゴールです。
元気なスタッフが出迎えてくれます。達成感は抜群です。
その後は、参加Tシャツとメダルをもらって山の下におります。
帰りはゴンドラに乗って下りるのですが、同じ距離を走って登ったことになるので、そう考えると感慨深いものがあります。
「よくぞやり抜いた」と、自分が誇らしく褒めてあげたくなるでしょう。こんなこと普段の生活では考えないはず。
レースの後はカロリーも使い切っているので後は飯を食って寝るだけです。
宿を取っている人はすぐ休めますが、遠方から日帰りの方はそのまま新幹線に乗ります。
私が新幹線で帰る組でしたが、次回参加するときは必ず宿を取って温泉に浸かろうと思ってます。せっかくですしね。
東京(渋谷)から新潟湯沢までのアクセス
最後に私が使った渋谷から新潟湯沢までのアクセス情報を載せておきます。
渋谷→大宮 30分〜40分
大宮→越後湯沢 約60分
料金:5,940円
渋谷から越後湯沢までは大宮から新幹線を使います。
乗り換えの時間を考えるとトータル2時間ほどで着くので、新潟といえど意外と近いです。費用も1万円もいきません。
新潟開催だからと躊躇した人も、アクセスはそんなに悪くないので次回はぜひ参加してみてください。
次回開催楽しみだーーー