「比叡山延暦寺」
学生時代に社会で習いますが、実際に行ったことある人は割と少ないは」
僕も「そういや延暦寺って行ったことないな」とふと思い、今回訪れてみたわけです。
今の記事では比叡山延暦寺についての情報についてまとめましたので紹介いたします。
比叡山延暦寺の観光情報
「比叡山はどこの県にあるの?」というレベルの人も、もしかしたらいるかもしれませんね。実際に僕も比叡山がどこにあるのかよくわかってませんでした。
比叡山延暦寺は滋賀県内にあり、京都からもアクセス可能です。京都や滋賀の奥地にあるというわけではないので、新幹線を使えば比較的容易にアクセスできる場所ではあります。
アクセスは簡単
比叡山延暦寺へは、車もしくはロープウェイで登ります。
車の場合は琵琶湖の麓にあるドライブウェイがあるのでそれを利用します。
どのルートで回るかでドライブウェイの料金は変化しますが、普通車で¥2,000~¥3,000ほどをイメージするとよいでしょう。途中の駐車場では費用は発生しません。
ロープウェイの場合は坂本ケーブルと八瀬ケーブルの2種類ケーブルがありますのでどちらかを利用します。
坂本ケーブルは滋賀県の比叡山坂本駅から、八瀬ケーブルは京都の出町柳駅がそれぞれ最寄り駅となりますので、アクセスの都合の良い方を選択すると良いでしょう。
比叡山延暦寺は大きく3エリアに別れる
比叡山について調べてみて、なかなか意外だったのが延暦寺とは一つの寺を指すのではなく、比叡山一帯にある寺院の総称のことであるということです。
延暦寺というと、なんとなく法隆寺や東大寺みたいに一つの大きな寺をイメージしてましたので。
なので、比叡山延暦寺に行くとなると、一箇所ではなく複数回る必要があるので時間がかかります。しかしその分お得にも感じられる。
比叡山延暦寺の回り方
比叡山延暦寺はそれぞれ「東堂エリア」「西塔エリア」「横川エリア」に分かれます。
ドライブウェイの立地的には
東塔エリア→西塔エリア→横川エリア
の順に並んでいるので、基本的にこの順番に回ることになります。(ドライブウェイの入り口をどこにするかによっては順番は逆になります。)
この中のメインは東塔です。「そんな広範囲を回る気ない」なんてロックな人は東塔だけ訪れるのもよいでしょう。
東塔地域
東塔は比叡山延暦寺の中心となるエリア。
東塔の中でも必ず訪れたいメインのスポットは延暦寺の総本堂である根本中堂です。ちなみに根本(こんぽんちゅうどう)と読みます。根本ではありません。
その他、重要な東塔が2~3ほど集まっているので雰囲気を感じとってみてください。
西塔地域
東塔は壮大な建物がたくさんあるエリアであるのに対し、西塔に建物はそこまで多くありません。その代わり杉の木が広がり非常に静かな空間の中で寺院を回ることができます。
「釈迦堂」がメインの建物となるのですが、釈迦堂への道の途中にある「浄土院」には最長が眠っています。庭も非常に美しく一見の価値が十二分にある建物です。
横川地域
横川地域は延暦寺の中でも、他の東塔、西塔と離れたとこに位置するエリアです。
源信、親鸞、日蓮、道元など、日本史でも習う有名な僧たちがこの横川地域で修行をしていたんだそうです。そう考えると非常に趣深いエリアですね。
横川地域も東塔ほど豪華な建物がある訳ではないのですが、その雰囲気には何か感じるものがあります。
ロープウェイでアクセスしている場合、バスの利用が必須なエリアですが、延暦寺を訪れた際は訪れておきたい場所です。
比叡山の麓、坂本エリアも観光におすすめ
比叡山へ登るケーブルのあるエリアは「坂本エリア」と呼ばれるのですが、この坂本エリアも趣があり観光にはかなりおすすめです。
ケーブル駅までの道は坂になっているのですが、道沿いに石垣が並んでおり技術の美しさを感じ取れます。
旧竹林院 坂本エリア
また、道の途中には「旧竹林院」と呼ばれる3,300㎡の庭園が広がる建物があり、ここも非常におすすめです。
建物ないから庭園を眺められるのですが、1階と2階の二部屋から景色を探訪することができ、違った風景が楽しめます。
建物からの写真はインスタ映えが狙えるスポットとして若干有名みたいです。実際に僕も撮ってみましたが、確かにいい感じの写真が取れました。
庭園の中も歩けます。趣という面でいうと比叡山以上かもしれませんね。
山王総本宮 日吉大社
日吉大社は全国にある3,800の分霊社の総本宮として知られる、かなりでかい神社です。
中には国宝の西本神宮、東本宮本殿をはじめ、多くの神々が奉られていて比叡山に訪れる際はぜひ一度参拝したい場所でもあります。
その他、関西の日光東照宮と呼ばれる、日吉東照宮や、織田信長を打ち取ったあの有名な戦国大名「明智光秀」とゆかりのある寺である西教寺など、坂本エリアは比叡山にも負けず劣らず見所のあるエリアです。
なので、比叡山へのアクセスは京都方面から登る方法と坂本エリアから登る方法がありますが、初めて比叡山を訪れる方は、様々な見所のある坂本エリアから登るのがおすすめです。
まとめ:比叡山延着時は癒されますよ
比叡山延暦寺についての情報を紹介しました。
比叡山延暦寺だけでなく、麓の坂本エリアもそうですが、音が少なくとにかく静かなんですね。
京都の寺院見たく人でごった返していることもありません。(時期によるかも)
落ち着いた環境の中でゆっくりと歴史的な寺院を回ることができます。
ほぼ100%の人がゆったりとした気持ちになれるかと思われますので、癒しを求める方はぜひ一度訪れてみてください。