先日、比叡山延暦寺に行って寺院巡りをしてきました。その際、あれやこれやとアクセス情報を調べたので、それをまとめたので紹介しています。
「そもそも比叡山ってどこにあるの?」みたいな人もいることでしょう。
この記事では公共交通機関でのアクセスと車でのアクセスの2つについて解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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比叡山延暦寺へのアクセス方法は2パターン
車を使用しない場合、比叡山延暦寺へはロープウェイで登るのですが、このロープウェイが2種類あります。
京都の出町柳駅から登る「叡山ケーブル」と滋賀県の坂本エリアから登る「坂本ケーブル」の2つです。
料金や所要時間が微妙に変わりますし、各ケーブルの麓にはそれぞれ魅力的な観光スポットがあるのでどちらの経路から登るかは悩ましいところです。
坂本ケーブル(滋賀県)を
使用する場合
坂本エリアは西の日光とも呼ばれる「日吉大社」があるなど、見所の多いエリアです。
比叡山延暦寺の中でもメインエリアである「東塔地域」へ直結しているのでスムーズに延暦寺を回ることができます。
ちなみに坂本ケーブルは日本一の長さを誇るケーブルのようです。
電車でのアクセス方法(坂本ケーブル)
京都駅→JR比叡山坂本駅(or 坂本比叡山口駅)→ケーブル坂本駅→ケーブル延暦寺
所要時間(坂本ケーブル):京都駅から比叡山まで
京都駅から比叡山まで坂本ケーブルを使用すると約1時間ほどで着きます。ロープウェイの時間も含めているので結構すぐです。
ただし、これは坂本エリアで寄り道を一切しない場合の時間です。坂本エリアで観光をする場合は1~2時間程余裕をみていた方がよいでしょう。
費用(坂本ケーブル):京都駅から比叡山まで
坂本エリアには比叡山坂本駅と坂本比叡山口駅の2つがあって非常に紛らわしいので注意です。
京都駅からのアクセスの場合、JR比叡山坂本駅を利用する方が時間も早いし料金も片道320円で安いので、JR比叡山坂本駅を利用することになるかと思います。
坂本ケーブルのロープウェイが往復1,620円ですので、トータルでは2,260円となります。(京都駅→比叡山→京都駅で計算してます。)
坂本エリアの見所
坂本エリアには西の日光と呼ばれる「日吉大社」、インスタ映えスポットとして有名な庭園「旧竹林院」など観光箇所ががたくさんあります。
おごと温泉も近いので、せっかく滋賀県に来たのなら訪れたいスポットですね。
穴太衆積みの石垣と呼ばれる石垣が有名な地域ですので、街中で随所にみられる綺麗に並んだ石垣も雰囲気があります。
詳しくは比叡山延暦寺の公式サイトでまとめられているので参考にすればよいかと。
叡山ケーブル(滋賀県)を使用する場合
叡山ケーブルは標高差561mで日本一の標高差となっているケーブル路線です。(坂本ケーブルは長さ日本一)
坂本ケーブルは比叡山の東塔地域までのアクセスでしたが、叡山ケーブルは一気に比叡山の山頂まで登ります。
比叡山山頂には寺院はなく、展望台やホテルがメインのスポットとなるので足を運ばない方もいらっしゃいますが、山頂からの景色をみたい方は叡山ケーブルを利用するのも手です。
電車でのアクセス方法(叡山ケーブル)
京都駅→八瀬叡山口駅→ケーブル八瀬→比叡山頂(ロープウェイ)
所要時間(叡山ケーブル):京都駅から比叡山まで
京都駅から叡山ケーブル経由で比叡山に登る場合、約1時間30分ほどの時間がかかります。
滋賀県にある坂本エリアの方が、京都の八瀬エリアより早く着くのは意外ですね。
比叡山の麓までの時間はあまり変わらないのですが、ロープウェイの時間が異なるようです。
費用(叡山ケーブル):京都駅から比叡山まで
京都駅から八瀬ケーブルの麓までの費用は670円(経路による)
八瀬ケーブルで比叡山山頂まで登る費用は往復で1,700円
京都駅から比叡山山頂までの往復でトータル3,040円の費用がかかります。こちらも坂本ケーブルの費用2,260円と比較すると高くなってますね。
単純に京都駅から比叡山までのアクセスを考えると、坂本ケーブルを使用した方が良さそうです。
八瀬エリアの見所
八瀬エリアは自然に囲まれた場所で、「高野川」や「八瀬もみじの小径」が有名です。紅葉のスポットとして人気なので紅葉シーズンは八瀬エリアに訪れるのもおすすめです。
紅葉シーズンには「瑠璃光院」と呼ばれる、普段は一般公開していない庭園も公開されます。一度は行ってみたいスポットですね。
車での比叡山へのアクセス
車でのアクセスは当然各方面から高速道路でのアクセスとなります。グーグルマップを参考にしてください。
比叡山は有料道路となっており、各種料金は以下のようになっています。
出展:https://www.hieizan.gr.jp/car/
出展:https://www.hieizan.or.jp/access
比叡山へのぼるゲートは2つあってどのゲートから登るかで比叡山への料金が異なります。
最安は田の谷峠ゲートを通って比叡山ドライブウェイを往復するルートですが、同じ道を往復するのも面白くないので、比叡山と奥比叡を両方走るルートがよいかと思われます。
昔は2輪車禁止だっとように思うのですが、変わったんですかね。いつかバイクでも走ってみたいです。
まとめ:坂本ケーブルと叡山ケーブルを比較
坂本ケーブル | 叡山ケーブル | |
料金 | 2,260円 | 3,040円 |
時間 | 約60分 | 約90分 |
特徴 | 寺院が豊富 おごと温泉がある |
自然がいっぱい 紅葉が綺麗 |
アクセスの利便性を考えると、坂本ケーブルの利用がおすすめです。
ただし、京都駅からのアクセスを想定しているので、前日に止まるホテルの場所によっても変わってきます。
また、麓をどう楽しみたいかでも変わってきますね。
比叡山延暦寺はいろんな楽しみ方のできる観光地みたいなので、ぜひこの記事を参考に延暦寺でいい思い出を作ってください。