何もわからないまま行ってきた、懸垂下降講習の話

2月の終わり、2日間にわたって懸垂下降の講習を受けてきました。

ロープワークは完全に初めて。装備品のリストを渡されて、言われた通りに揃えたものの、「これ何に使うんだろう」と思いながら袋に詰めていました。カラビナとか、スリングとか、見た目はなんとなく知ってるけど、使い方は全然わからない。そんな状態で挑みました。


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知識ゼロで行っても、受けてよかった

結論から言うと、受けてよかったです。

一番強く感じたのは「安心感」でした。ロープさえ持っていければ、どんな状況でも帰ってこれる。それが頭に入っただけで、山に対する構えがちょっと変わりました。

もうひとつ、「登山家としての能力値が上がった」という感覚がありました。自信、と言ってもいいかもしれません。スキルが増えることで、じぶんがちょっとずつより本格的な登山家に近づいている気がする。その実感が出てきたのが、今回いちばん嬉しい変化でした。


印象に残ったのは、頭を使ったこと

今回の講習で使ったシステムは、一般的な懸垂下降よりもちょっと複雑にしてあるらしくて。安全性を高めるためだそうです。

最初は手順を覚えようとしていました。でも途中から気づいたのですが、これ、丸暗記じゃなくて「今この状態だから、次はこうするべき」という論理で組み立てていくものなんですよね。

何回か繰り返すうちに、その構造がなんとなく見えてきました。後半になると、かなりスムーズにシステムを構築できるようになっていました。

頭を使う、論理で動く、そういう感覚がすごく新鮮で楽しかったです。


2日間の中身

1日目は高取山で、ひたすら練習。懸垂下降のシステムを組む練習だけじゃなくて、登り返しのシステムも教わりました。これがだいぶ大変でした。

2日目は当初、三ツ峠という場所で150mほどの断崖絶壁を3回に分けて懸垂下降する予定だったそうです。ただ、残雪でかなり危険な状態だったということで中止になり、2日目も高取山での練習になりました。

結果的に、同じ場所で集中して繰り返したことで定着度は上がったと思います。高取山の25〜30mほどの壁からの懸垂下降も経験させてもらって、かなりいい練習ができました。


ソロにこだわらなくていいかも、という話

僕は基本的にソロで山に行きたいというのがずっとあって、今もそれは変わっていないのですが。

今回の講習(クリアドベンチャーズ主催)に出て、登山仲間が結構いるなということを実感しました。同じくらいの技量で、同じくらい山が好きな人たちと行く山は、やっぱり楽しいはずで。

「仲間と登る良さ」みたいなものを、ちょっとだけ具体的に想像できるようになった気がします。ソロにこだわりすぎなくてもいいかな、と思えるようになったのは、今回のわりと大きな変化でした。


これから

ロープワーク、どんどん覚えていきたいです。まだ見えていない楽しみも、きっとあるでしょうし。

「仲間を増やす」というのが、最近ちょっとしたキーワードになっています。技術を身につけながら、登山家として名乗れるくらいのスキルを積み上げていきたい。

それにしても、頭を使って何かを理解するというのはやっぱり楽しい。新しいことを覚えた瞬間の、あの開いた感じ。これは何度味わっても飽きないですね。

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この記事の著者

学生時代より、野球・陸上・ウエイトトレーニング・ブレイクダンスなど、幅広い身体活動に取り組む。

大学時代からフィットネスクラブでの勤務を始め、社会人以降も自身のトレーニングを継続しながら、パーソナルトレーナーとしての活動を行っている。

●ヨガ・瞑想

◇2019年

・アシュタンガヨガ表参道にてヨガを開始

・IYC(ケンハラクマスタジオ)にてTT200修了
 担当講師:湊有紀先生

◇2022年〜

・スワル各種瞑想講座にて、瞑想法およびヨガ哲学を学ぶ

・ニーマル・ラージ・ギャワリ先生に師事し古典ヨガ、ハタヨガの実践・哲学を学ぶ

・同師のTT200・TT300修了


●海外での学び

日本を拠点に、タイ・ネパール・インド・バリ島などへ毎年複数回渡航。

伝統的なヨガ・瞑想の実践や哲学を学ぶ一方で、
身体機能・神経・呼吸などに関する現代的なアプローチも取り入れ、
古典と最新の知見を横断しながら、実践を通じて探究を続けている。

●ビジネス

2020年〜
ウェブマーケティング事業として独立・法人設立
多くの企業のマーケティング支援に従事

●その他

サーフィン・登山を通じ、自然の中での身体感覚や心身の在り方を探究
身体操作・呼吸・神経の状態に着目し、日々の実践と考察を継続


このブログでは、ヨガ・瞑想の実践からの気づきを、実体験ベースでまとめています。

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