ホロトロピックブレスワークとは?効果・やり方・注意点を徹底解説

「ホロトロピックブレスワーク」という言葉を聞いたことはありますか?

近年、瞑想やマインドフルネスと並び、深いリラックスや感情の解放、自己理解のための呼吸法として注目されています。

一方で、

  • どんな呼吸法なの?
  • 危険性はないの?
  • しびれやめまいが出るって本当?
  • 自分でやっても大丈夫?

このような疑問や不安を感じている人も多いでしょう。

ホロトロピックブレスワークは、正しく行えば、
短時間で心身の状態を大きく変える力を持つ強力な技法です。

しかしその一方で、やり方や体調によっては負担が大きくなることもあり、
安全な知識を持って行うことがとても重要です。

この記事では、

  • ホロトロピックブレスワークとは何か
  • 実際に起こる体験や効果
  • 初心者でもできる基本のやり方
  • 危険性と安全に行うための注意点

を、初心者にもわかりやすく、科学的な視点も交えながら解説します。

呼吸を通して、思考では届かないレベルのリセットを体験したい方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

ホロトロピックブレスワークとは何か

ホロトロピックブレスワークとは、意図的に呼吸のリズムを変えることで、心と身体の状態を大きく変化させる呼吸法です。
深く速い呼吸を続けることで、通常の意識状態とは異なる「変性意識状態(オルタード・ステート)」に入り、感情の解放や深いリラックス、自己理解の促進などが起こるとされています。

近年では、瞑想やマインドフルネスでは届きにくいレベルの心身のリセット方法として注目されています。


開発者:スタニスラフ・グロフ

ホロトロピックブレスワークは、チェコ出身の精神科医であるスタニスラフ・グロフによって1970年代に開発されました。

グロフはもともと、LSDなどのサイケデリック療法の研究を行っていましたが、薬物の使用が制限されたことをきっかけに、薬物を使わずに同様の深い心理体験を得る方法としてこの呼吸法を体系化しました。

「ホロトロピック(Holotropic)」とは、ギリシャ語で
holos(全体)+ trepein(向かう)
を意味し、「全体性へ向かう」という考え方を表しています。

この呼吸法は、抑圧された感情や無意識の記憶にアクセスし、心の統合を促す心理的アプローチとして世界中で実践されています。


どんな呼吸法なのか(速く・深く・連続呼吸)

ホロトロピックブレスワークの基本は、以下のようなシンプルな呼吸です。

・通常よりも深く
・通常よりも速く
・吸う・吐くの間を止めず、連続して行う

いわゆる「強めの腹式呼吸」を、リズムよく続けていくイメージです。

この呼吸を続けることで、体内の二酸化炭素濃度が低下し、自律神経や脳の働きに変化が起こります。
その結果、

・手足のしびれ
・身体の振動や熱感
・感情の高まりや解放
・イメージや記憶の想起
・深いリラックス状態

など、さまざまな身体的・心理的な体験が現れることがあります。


瞑想やヨガとの違い

瞑想や一般的なヨガの呼吸法は、呼吸をゆっくり整えながら、心を静めていくアプローチが中心です。

一方でホロトロピックブレスワークは、

・あえて呼吸のリズムを大きく変える
・身体と神経に強い刺激を与える
・短時間で状態を大きく変化させる

という、よりアクティブな手法です。

言い換えると、

瞑想:静かに心を落ち着けていく方法
ホロトロピックブレスワーク:呼吸の刺激によって状態を一気に変える方法

という違いがあります。

そのため、深いリラックスや感情の解放を短時間で体験できる一方で、強い反応が出ることもあるため、正しい知識と注意をもって行うことが大切です。

ホロトロピックブレスワークで起こる体験

ホロトロピックブレスワークでは、通常の呼吸とは異なるリズムを続けるため、心と身体にさまざまな変化が起こります。

これらの反応の多くは自然な生理的・心理的プロセスによるものであり、適切に行っていれば異常ではありません。ここでは、よく見られる体験を身体面と心理面に分けて解説します。


身体的反応

ホロトロピックブレスワーク中は、自律神経や血中のガスバランスの変化によって、以下のような身体反応が起こることがあります。

手足のしびれ

最もよく見られる反応の一つが、手足や口まわりのピリピリとしたしびれです。
これは、速く深い呼吸によって血液中の二酸化炭素濃度が低下し、神経の興奮性が高まることで起こります。

一時的な生理反応であり、多くの場合は時間とともに落ち着いていきます。

筋肉の緊張

手がこわばる、指が丸まる、腕や肩に力が入るなどの筋肉の緊張が起こることもあります。
これも呼吸による神経の変化に伴う反応で、過呼吸時に見られる「テタニー」と呼ばれる状態に近いものです。

無理に力を抜こうとせず、呼吸を続けながら身体の変化を観察することが大切です。

熱感・振動

身体が熱くなる、エネルギーが流れるように感じる、細かい振動を感じるといった体験もよく報告されています。
これは血流の変化や自律神経の活性化によるもので、リラックスが深まる過程で現れることがあります。


心理的体験

ホロトロピックブレスワークでは、身体だけでなく心理面にも大きな変化が起こることがあります。

感情の解放

理由もなく涙が出る、笑いがこみ上げる、怒りや悲しみが湧いてくるなど、抑えていた感情が表に出ることがあります。
これは、緊張が緩むことで、普段は抑え込まれている感情が解放されるためと考えられています。

イメージ・ビジョン

過去の記憶が浮かぶ、象徴的なイメージが見える、夢のような映像が流れるなど、内的なビジュアル体験が起こることもあります。
深いリラックス状態や変性意識状態では、無意識の内容が意識に上がりやすくなるとされています。

深いリラックス

呼吸を続けていくうちに、思考が静まり、身体の重さが抜け、非常に深いリラックス状態に入ることがあります。
セッション後に「頭が空っぽになった」「心が軽い」と感じる人も多くいます。

意識の変性状態

時間の感覚が変わる、自分の境界があいまいに感じる、普段とは違う意識の広がりを感じるなど、通常とは異なる意識状態になることもあります。
これは強い集中や呼吸によって脳の働き方が変化することで起こる現象です。


途中で感覚が変わる理由(ピリピリ→落ち着く)

ホロトロピックブレスワークでは、最初にしびれや緊張などの強い身体反応が出たあと、途中から急に落ち着き、深い静けさに入ることがあります。

これは、以下のようなプロセスによるものです。

・呼吸による神経の興奮状態(交感神経優位)
・一定時間後に身体が適応する
・副交感神経が働き始める
・深いリラックス状態へ移行する

いわば、一度神経を強く刺激したあと、反動で深い鎮静状態に入るような流れです。

この段階では、

・しびれが消える
・呼吸が自然にゆっくりになる
・思考が静まる
・安心感や解放感が出る

といった変化が起こることが多く、ホロトロピックブレスワークの大きな効果を感じやすいポイントでもあります。

ホロトロピックブレスワークの効果

ホロトロピックブレスワークは、呼吸によって心身の状態に直接働きかけるため、さまざまな変化や効果が報告されています。

ここでは、実践者が体験しやすい主な効果を紹介します。


ストレス・不安の軽減

ホロトロピックブレスワークを行うと、セッション後に

・頭がスッキリする
・思考が静かになる
・身体の緊張が抜ける
・気分が軽くなる

といった変化を感じる人が多くいます。

これは、強い呼吸によって一度神経が活性化されたあと、反動で深いリラックス状態に入るためです。

慢性的なストレスや思考の過多がある人にとって、短時間で心身をリセットする手段として役立つことがあります。


感情の解放・トラウマ処理

ホロトロピックブレスワーク中には、涙が出る、怒りや悲しみが湧いてくるなど、抑えていた感情が表に出ることがあります。

私たちは日常生活の中で、さまざまな感情を無意識に抑え込んでいます。
呼吸によって身体の緊張がゆるむと、こうした感情エネルギーが解放されやすくなります。

また、過去の出来事や記憶が浮かび上がることもあり、それを安全な状態で体験することで、心理的な整理や統合が進むケースもあります。

ただし、強い感情体験が出ることもあるため、無理をせず、自分のペースで行うことが大切です。


自己理解の深化

ホロトロピックブレスワークでは、思考の働きが静まり、普段は意識していない感覚や内面に気づきやすくなります。

たとえば、

・自分が抱えていた緊張や不安の原因に気づく
・無意識の思い込みやパターンに気づく
・本当に望んでいることが明確になる

といった、自己理解につながる体験をする人もいます。

言葉で考えるのではなく、身体感覚や感情レベルで気づきが起こる点が、この呼吸法の特徴です。


脳・神経の観点(簡単な仕組み)

ホロトロピックブレスワークの効果には、生理的な変化も関係しています。

CO2濃度の低下

速く深い呼吸を続けると、体内の二酸化炭素(CO2)が減少します。
これにより血液の状態や神経の働きが変化し、しびれや意識の変化などの反応が起こります。

自律神経の変化

セッション中は、

交感神経(活動・興奮のモード)

一定時間後

副交感神経(休息・回復のモード)

という流れが起こりやすくなります。

この「強い刺激のあとに深く鎮まる」というプロセスによって、

・深いリラックス
・安心感
・思考の静まり

といった状態が生まれると考えられています。

危険性と注意点

ホロトロピックブレスワークは、心身の状態に強く働きかける呼吸法です。
正しく行えば多くのメリットが期待できますが、体調や状況によっては負担になることもあります。

安全に行うために、事前に注意点を確認しておきましょう。


やってはいけない人

以下に当てはまる方は、自己判断で行わず、医師や専門家に相談することをおすすめします。

心疾患がある方

強い呼吸によって心拍数や血圧が変化するため、心臓に負担がかかる可能性があります。

高血圧の方

呼吸による自律神経の変化で血圧が変動することがあるため、注意が必要です。

パニック障害や強い不安症状がある方

速い呼吸は過呼吸の感覚に近いため、不安やパニックを誘発する可能性があります。

妊娠中の方

身体への負担や血中ガスバランスの変化を考慮し、妊娠中は控えるのが安全です。

持病がある方や体調に不安がある場合は、無理をせず慎重に判断しましょう。


よくある副作用

ホロトロピックブレスワーク中や直後に、以下のような反応が起こることがあります。

過呼吸

呼吸が速くなりすぎると、息苦しさや胸の圧迫感を感じることがあります。
違和感を感じた場合は、呼吸のペースを落とし、ゆっくりした呼吸に戻しましょう。

めまい・ふらつき

血中の二酸化炭素濃度の変化により、一時的にめまいを感じることがあります。
座った状態や横になって行うことで、安全に対応できます。

不安感の増大

身体感覚の変化に慣れていない場合、「大丈夫だろうか」と不安になることがあります。
事前にどのような反応が起こる可能性があるかを理解しておくことで、落ち着いて対応しやすくなります。

多くの反応は一時的なものですが、強い不快感がある場合はすぐに中止してください。


安全に行うポイント

ホロトロピックブレスワークを安全に行うために、以下の点を意識しましょう。

無理をしない

呼吸の強さや時間は、自分の体調に合わせて調整することが大切です。
「頑張りすぎる」必要はありません。違和感があれば、いつでも呼吸をゆっくりに戻しましょう。

1人で長時間行わない

初心者の場合は、10〜20分程度から始めるのが安全です。
長時間の実践や強い呼吸を続ける場合は、指導者のもとで行うことをおすすめします。

夜遅くに行わない

ホロトロピックブレスワークは神経を強く刺激するため、人によっては覚醒感が高まり、寝つきにくくなることがあります。
行う場合は、就寝の2〜3時間前までに終えるようにすると安心です。

ホロトロピックブレスワークのやり方(初心者向け)

ホロトロピックブレスワークはシンプルな方法ですが、身体や神経に強く働きかける呼吸法です。
初心者の方は、無理のない強さと時間で、安全に行うことを意識しましょう。

ここでは、自宅でできる基本的なやり方を紹介します。


基本の流れ

1. 環境準備

まずは、リラックスして横になれる環境を整えます。

・静かな場所で行う
・ヨガマットや布団の上に仰向けになる
・体を締め付けない楽な服装にする
・スマートフォンの通知などをオフにする

必要であれば、ゆったりした音楽を流すのもおすすめです。


2. 呼吸(速く・深く・連続)

準備ができたら、以下のポイントで呼吸を始めます。

・鼻または口から深く吸う
・力を抜いて吐く
・吸う→吐くを止めずに、テンポよく続ける
・通常の呼吸より、やや速め・深めを意識する

ポイントは、「頑張って呼吸する」というより、リズムよく続けることです。


3. 身体に任せる

呼吸を続けていると、

・しびれ
・熱感
・身体の緊張
・感情の動き

などが現れることがあります。

これらの反応をコントロールしようとせず、

「起きている感覚をそのまま観察する」

という姿勢で、呼吸を続けます。

苦しさや強い違和感が出た場合は、呼吸をゆっくりに戻して調整してください。


4. クールダウン

設定した時間がきたら、呼吸を徐々にゆっくりした自然な呼吸に戻します。

その後、

・目を閉じたまま数分休む
・身体の感覚や気分の変化を感じる
・ゆっくりと体を動かして起き上がる

急に立ち上がると、めまいやふらつきが出ることがあるため、ゆっくり動くようにしましょう。


呼吸の強さの目安

初心者の方は、強すぎる呼吸から始めないことが大切です。以下を目安に調整してください。

弱め(浅い)

・通常より少し深い呼吸
・リラックス中心
・初めての方におすすめ

中程度

・胸やお腹がしっかり動く深さ
・やや速めのテンポ
・心地よい刺激を感じるレベル

強め

・かなり深く速い呼吸
・しびれや身体反応が出やすい
・慣れてから行うレベル

目安としては、「少し強いかな」と感じる程度までで十分です。無理に強くする必要はありません。


時間の目安

初心者の方は、短い時間から始めましょう。

・初めての場合:10〜20分
・慣れてきたら:20〜30分程度

長時間行えば効果が高まるわけではありません。
短時間でも、呼吸に集中して行うことが大切です。

また、体調がすぐれない日や疲れているときは、無理をせず休むようにしましょう。

セルフで行う場合のポイント

ホロトロピックブレスワークは、ワークショップや指導のもとで行うのが理想ですが、基本的なポイントを押さえれば自宅でも実践することができます。

セルフで行う場合は、無理をせず、安全でリラックスできる環境を整えることが大切です。


音楽の活用

音楽を流しながら行うと、呼吸のリズムを保ちやすくなり、集中もしやすくなります。

おすすめなのは、

・リズムが一定のアンビエント音楽
・ドラムやビートがゆっくり続く音楽
・歌詞のないインストゥルメンタル

音楽には意識を内側に向けやすくする効果があり、思考が出てきにくくなるため、より深い状態に入りやすくなります。

セッションの後半は、静かな音楽や無音にすることで、リラックス状態に移行しやすくなります。


横になって行う

セルフで行う場合は、仰向けに横になった姿勢で行うのがおすすめです。

理由としては、

・めまいやふらつきが出ても安全
・身体の力が抜けやすい
・感覚や感情に集中しやすい

ヨガマットや布団の上など、身体が痛くならない場所で行いましょう。

座った姿勢でも可能ですが、初心者の場合は横になって行う方が安全で安定します。


感情が出ても抑えない

ホロトロピックブレスワークでは、

・涙が出る
・笑いが出る
・不安や怒りが湧く
・胸が詰まるような感覚が出る

といった感情の変化が起こることがあります。

これらは、普段抑えられている感情や緊張が緩むことで自然に起こる反応です。

無理にコントロールしようとしたり、「落ち着かなければ」と抑え込んだりせず、

「起きているものをそのまま感じる」

という姿勢でいることが大切です。

ただし、感情が強くなりすぎて不安を感じる場合は、呼吸をゆっくりに戻し、身体の感覚(床との接触など)に意識を向けると落ち着きやすくなります。

ホロトロピックブレスワークのよくある質問

ホロトロピックブレスワークについては、実践前後にさまざまな疑問を持つ方が多くいます。ここでは、特によくある質問とその回答をまとめました。


Q. ピリピリするのは危険?

手足や口まわりがピリピリとしびれるのは、ホロトロピックブレスワークではよくある反応です。

速く深い呼吸によって体内の二酸化炭素濃度が低下し、神経が一時的に敏感になることで起こります。

多くの場合は時間とともに自然に落ち着くため、過度に心配する必要はありません。

ただし、

・強い息苦しさがある
・不安感が強い
・症状が長く続く

といった場合は、呼吸をゆっくりに戻すか、実践を中止してください。


Q. 毎日やっていい?

軽めの強さであれば、毎日行うことも可能です。

ただし、ホロトロピックブレスワークは神経への刺激が強い呼吸法のため、毎回強い呼吸で長時間行うのはおすすめできません。

目安としては、

・軽め:毎日でもOK
・中〜強:週2〜3回程度

身体の疲労感や睡眠の質などを確認しながら、無理のない頻度で行いましょう。


Q. 夜やると眠れない?

人によっては、神経が活性化して覚醒感が高まり、寝つきにくくなることがあります。

特に、強い呼吸で長時間行った場合は、交感神経の働きが高まりやすくなります。

夜に行う場合は、

・就寝の2〜3時間前までに終える
・強度をやや軽めにする
・セッション後にゆっくり休む

といった工夫をすると、睡眠への影響を減らすことができます。


Q. 涙が出るのはなぜ?

呼吸によって身体の緊張がゆるむと、普段抑えている感情が表に出やすくなります。

涙が出るのは、悲しい記憶があるからとは限らず、

・安心感が出たとき
・緊張が解けたとき
・感情のエネルギーが解放されたとき

にも自然に起こる反応です。

無理に止めようとせず、そのまま感じてあげることで、心のリセットにつながることがあります。


Q. 瞑想とどっちがいい?

どちらが良いかは、目的やそのときの状態によって異なります。

瞑想は、呼吸や意識を静かに整えながら、少しずつ心を落ち着かせていく方法です。

一方で、ホロトロピックブレスワークは、

・短時間で状態を大きく変えたい
・思考を一気にリセットしたい
・感情や身体の緊張を強く解放したい

といった場合に適しています。

日常的には瞑想、必要に応じてホロトロピックブレスワークを取り入れる、といった併用も効果的です。

ホロトロピックブレスワークが向いている人

ホロトロピックブレスワークは、呼吸を通して心と身体の状態に直接働きかける方法です。
特に、次のような悩みや感覚を持っている方に向いています。


頭のノイズが多い人

考えごとが止まらない、常に頭が忙しい、リラックスしようとしても思考が続いてしまう。

このような状態では、瞑想をしても「考えないようにすること」自体がストレスになることがあります。

ホロトロピックブレスワークは、呼吸によって神経の状態そのものを変えるため、思考をコントロールしようとしなくても、自然と思考が静まりやすくなります。

「頭を静かにしたい」と感じている方にとって、有効なアプローチの一つです。


感情を抑えがちな人

日常生活の中で、

・感情をあまり表に出さない
・我慢することが多い
・気づかないうちにストレスを溜めている

というタイプの方にも向いています。

呼吸によって身体の緊張がゆるむと、抑えていた感情が自然に表に出てくることがあります。

涙や感情の動きが起こるのは、心が安全な状態になり、内側に溜まっていたものが解放されているサインでもあります。


深いリセットを求めている人

休んでも疲れが抜けない、気分が切り替わらない、なんとなく重さが続いている。

こうした状態は、単なる身体の疲れだけでなく、神経や感情の緊張が関係していることもあります。

ホロトロピックブレスワークは、

・神経の緊張をリセットする
・感情の滞りを流す
・思考を一度クリアにする

といった変化を短時間で感じやすい方法です。

「しっかり休んでも変わらない重さがある」と感じている方にとって、深いリセットのきっかけになることがあります。

まとめ

ホロトロピックブレスワークは、呼吸のリズムを変えることで、心と身体の状態に直接働きかける呼吸法です。

深く速い呼吸によって神経の働きが変化し、

・思考の静まり
・感情の解放
・深いリラックス
・心身のリセット

といった変化を体験できる可能性があります。

一方で、身体や神経への刺激が強い方法でもあるため、

・無理をしない
・短時間から始める
・体調に合わせて行う

といった安全面への配慮も大切です。

瞑想のように「心を静かにしよう」と努力するのではなく、
呼吸によって状態そのものを変えていく。

それが、ホロトロピックブレスワークの特徴です。

考えすぎて頭が疲れているとき、
気づかないうちに感情やストレスが溜まっているとき、
気分や状態を一度リセットしたいとき。

そんなときは、呼吸を通して自分の内側に意識を向けてみてください。

呼吸は、思考よりも早く、状態を変える力を持っています。

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